200日で10kgの減量を!

2009年12月21日~2010年6月30日までの192日間で
北原先生は、完全な健康を取り戻し、メタボの汚名を返上することが出来るか?

原則として第2・第4水曜日に更新します。
次回更新予定は6
月27です。
ウーン、学会等で忙しくてすいません。

2010年5月31日月曜日

5月30日: 朋あり遠方より来る

あまりに忙しくて、てっきり更新を忘れていました…平にご容赦…m<(_ _)>m

さて、大阪大学大学院医学系研究科疼痛医学寄附講座教授(なんて長い名称なんだ(-_-;)。確か10年ほど前に文化省の「ご指導」で日本中の大学の多くが解りにくい妙な名称に変更しました)の柴田政彦先生が、28日に私のクリニックを見学にいらっしゃいました。

柴田先生とは、私がアメリカ留学時代に留学先のワシントン州立大学のペインセンターに見学にいらした時以来の知り合いです。全くの偶然(まあ、これも必然的偶然なのでしょうが)で、私が柴田先生ご一行(大阪大学関係で痛みに関心のある方々)を案内させていただきました。
それ以来、色々とご指導・ご助言をいただいている良き先輩であり、友人であり、そして同志です。27日の午後一杯、私のクリニックを見学していただき、その後私の部下などを交えて飲み会。色々と忌憚のないご意見・ご感想をいただきました。
本当に、「朋あり、遠方より来る。また楽しからずや」です!

で、その柴田先生が、Doctor's Gymの話を聞いて、強い興味をもたれていました。「Doctor's Gymは痛み治療の分野での重要なパイロットケース」と感じられたようです。
日本で痛み治療というと、特に開業医レベルでは保険診療の関係から「神経ブロック療法」を中心にせざるをえないという現状があります。しかし、実は神経ブロック療法だけしていても、慢性疼痛にはあまり効果的ではありません。患者さんの訴えをしっかりと聞き、それに応じて様々な治療法を組み合わせる必要があるのです。特に重要なのは運動療法ですが、今の保険制度では慢性疼痛への運動療法は認められていません。
保険診療という枠をあえてはずしてしまうことで、様々な治療法を取り入れる自由を手にいれることができます。そして、かえって治療効率を大きく上げることができる可能性がでてくるのです。大友先生の先見性に脱帽です。


さて、「朋あり遠方より来る」の前には、「学んで時にこれを習う。また説(よろこ)ばしからずや」があり、これが「論語」の書き出しであることはご存知の通りです。これも最近は良く当てはまっていまして、本当に勉強しても勉強しても、次々と知らないこと、解らないことが出てくる。そして、また勉強する。
しかも、この勉強、全然苦しくないのです。
きれいごとに聞こえるかもしれないけど、勉強して、知識や技術が増えて、それで、多少なりとも私が手助けできる方が増えるかもしれない。また、部下に教えることで直接、あるいは、私の講演会を聞かれたり論文を読まれたりした方に間接的に、良い影響を与えることができるかもしれない。
本当に、「学んで時にこれを習う。また説(よろこ)ばしからずや」です。

しかし、時間がないなあ…。


で、体重は相変わらず…です。今一つ減りが悪い、というか全然減っていません。
ただ、結構「飲み会」が入っているし、運動もそれほどしていない割には、体重が増えていないのはむしろ評価できる…と思っているのですが。

2010年5月16日日曜日

5月16日: 予定どおり…

やはり、予定どおり(予想どおり…と書くべきでしょうが)仕事が立て込んできて12日の更新はできませんでした。申し訳ありません。
ゴールデンウィークをほぼすべて仕事に費やしたおかげで(-_-;)、ようやく何とか状況を立て直すことができつつあります、って喜ぶべきかどうか、ちょっと悩みますけどねぇ。まあ、やるべき事がたくさんあり、そして私の場合、そのほとんどが「やりたい事」でもあるのは、天に感謝すべきなのでしょう。

で、体重はご覧のとおり、5月初めとあまり変わっていません。

これは、大友先生をはじめDoctor's Gymの方々にとっては、頭の痛い話しでしょう。通っているのを前面に打ち出している「sustainable減量記」などという題名の実名ブログで、成果を出していないように見えますから…(^_^;)。
ただ、私にとっては、今のところ十分満足すべき結果なのです。何しろ、食事制限をあまり考慮しないで、年末・年始やゴールデンウィークを越え、体重の増加が見られないのですから!
だいたい、Doctor's Gymにはせいぜい月に1回しか行っていません!←って威張れることか>自分
さらに、年末からのかなりの精神的なストレスや、仕事量の増加による運動量の全般的減少を考えたら、今頃、元の体重に戻っていても全然おかしくはないのです。
それを考慮したら、この体重を維持できているのは、加圧トレーニングのおかげ!とマジで思っています。

さて、先日、久しぶりで、Doctor's Gymに行って、ちょっときつめのトレーニングを行ったら、見事にぶっ倒れました。疲れているときなどにまれに不整脈が出るのですが、「あ、不整脈が出てるな」と感じました。こういう時に医師がいると安心です。しかも大友先生も河村先生も麻酔科医ですから、救急医療はお手のものです。
もっとも、彼らが心電図を持ってきたときにはすでに不整脈は治まっていました。

ついでだからということで、新しく導入したという、交感神経と副交感神経の活動性の比率を計れるという器械で測定をしてもらうことにしました。その結果、私は、今までDoctor's Gymで測定した中でも最高レベルに交感神経の活動性が高いそうです。
うーん、解釈は微妙。
若い頃から、自分が気分がいらだちやすいタイプだったことは気がついていたし、色々と助言してくださる方も多かったので、様々な精神的(というべき)トレーニングを試みてきました。今でも、そのいくつかは継続して実践しています。もしそういうことをしていなかったら、今頃は心筋梗塞とか脳卒中とかで、あちらの世界に行っていたかもしれませんねェ…。

2010年5月3日月曜日

5月3日: 知天命

4月末に、誕生日を迎え、「知天命になりました」と色々な方に言ってみたのですが、ちょっとかっこつけすぎたようで、お解りいただけた方はあまり多くはなかったようです…(^_^;)。これは、論語で孔子がいったとされる「五十而知天命」(私は五十にして天命を知った)という言葉からきています。

昨年末、50歳直前に色々と衝撃的な出来事に遭遇しまして、その時に、親友の一人から井上靖の「孔子」という小説を薦められました。それを読んで初めて気づかされたのですが、孔子が「私は五十にして天命を知った」と話したのは、もちろん昔を振り返っているわけですから、そのはるか後です(論語では、その後ろで六十而…七十而…と言っていますから、その後ということになります)。
ところが、孔子の50歳代というのは、決して順風満帆な時代ではなかったのです。最初の数年間は祖国の魯の政治家として自分の理想を実現しようと努力します。しかし、50歳半ばで事実上国を追われて長い(13年間!)流浪の旅に出ることになり、途中で文字通り餓死しそうになった時さえもあるのです。
そのおそらくは人生で一番苦しかったであろう時期を、しかも若い時の夢がとうとうかなわなかった人生の最後のときに振り返り、「私は五十にして天命を知った」と述懐している。孔子の言葉は、流石に含蓄があります。

しかし、以前もどこかに書いたような気もしますが、最近の若い(といっても40歳代も含むので、私よりも若い…というべきでしょう)人達の歴史知識の少なさは大丈夫なのでしょうかねえ…。あまりにも基礎的なことを知らない人が多い。「江戸城ってどこにあるか知ってる?」と聞いたときに「え?まだあるのですか?」と返された時には、さすがに…orz


さて、前回忘れたので、4月分の「計るだけダイエット」を上げておきます。


はっきり言ってメチャメチャです。4月にこんなに飲み会が多くあるとは思いませんでした。しかも2回はものすごい二日酔いをするくらい…。Doctor's Gymも1度しか行けていないし、加圧トレーニングも3日に1度です。
さて、残り60日になってしまいました。5月・6月は、学会もなく、飲み会も設定されていません。そこで、ここで一気に取り返そうと思います。乞うご期待!!
あることも始めましたし…(^_^)v